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☆こちらは絶対可憐チルドレンの私設ファンサイトという名の妄想垂れ流し二次創作サイトです。 ★原作者・出版社・テレビ局・アニメ制作会社等とは一切無関係です。女性向け、腐った妄想垂れ流し注意。☆少佐と愉快な仲間達(幹部3人)を愛でるサイト。葉の可愛さにやられた。兵葉推進してますよ!妄想CP:真木×兵部、真木×葉、兵部×葉、葉×兵部、幹部と少佐を愛でたいです。葉受けが好きかもしれない。何あの可愛いツンデレ。
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すみません…!せっかくこっちにもうpのリクエストいただいて、近いうちにうpするとお約束したのにすっかり遅くなりました…!本当に申し訳ないです。24日にコメントでリクくださった方ありがとうございましたー!
続きのっけときます。そして春コミで買ってくださった方には全く同じ物掲載で申し訳ないです:;

トライギャンブル1の続きです

よかったらどぞー


トライギャンブル2

拍手[8回]






「ねぇ、真木。それとも君は、君にしか見せたことのない僕の顔、葉に見せたいのかい?」

そもそもこんなばかけた遊びをしなければいいのでは、という真木の嘆きはもちろん聞き届けられなかった。いいえ、と首を振りながら、真木は既に逃れられない罠にかかったことを知った。

「じゃあ話は簡単だろ?」

つまり、葉の前で兵部を抱くか、それとも兵部の前で葉を抱くか二つに一つ、ということである。
何故自分が、とか、そもそも前提がおかしいことは兵部の性格を知っていれば二の次だ。
心の中で葉に詫びると、「わかりました」とぎょっと後ずさる葉に向き直る。

「ちょ、嘘だろ?! 真木さんも少佐になんか言ってやってよ!」

兵部は逃げようとする葉の腕を掴み、「葉」と短く名を呼び、額に手を翳した。

「な、なに、ぁ、っあ、しょぅ、さ……や、ぁあっ!」
「少佐、葉に何を」
「ん、ちょっと交感神経とホルモン弄った」

笑いながら、葉をテレポートで自分の上からどかす。もちろん行き先は真木の上。
飛ばされた葉はどん、と派手な音を立てて真木にぶつかり、その勢いで二人は床に倒れ伏してしまった。

「ぁん、ぁ……っは、ずるいよ、しょう、さ」

葉は震えたまま、近くにいる人間に助けを求めるように手を伸ばす。
真木の長い髪に顔をうずめるように顎を肩に乗せ、力なく襟を掴んだ。

「葉、しっかりしろ。少佐も、少しやりすぎでは」

落ち着かせるように背を撫でる。力なくすがりつかれては突き放すことも出来なかった。

「だいじょうぶ、いつもこれくらいやってるし。なあ、葉」

と兵部が嘯くと、真木は顔色を悪くした。

真木にとっては、幼いころから一緒に育ち、兵部に拾われるまでは自分で守ってきた葉は、ベクトルこそ違えど兵部と同じかそれ以上に大切な存在でもあった。

「んや、あぁあっ…、体、へん……!」

まだほんの子供なのに、と思ったが、掠れた吐息と熱で潤んだ瞳がもたらす色は、傍目にも妖艶でとてもそうは言えない。無意識のうちに喉が引き攣れ、真木は自身も興味を持ち始めていることを認めざるをえなかった。

「わかった。葉、少しだけ我慢していてくれ」
「や、やだ、あ、離し、て」

子供のように首を大きく振って駄々を捏ねる耳元に、真木は唇を寄せてごく小さな声で囁いた。

「あの人の機嫌を損ねたくはないだろう?」

兵部に聞こえないようにする内緒話。
葉はまだ納得出来ないようだったが従順にこくりと頷いた。なにより、火照る熱を持て余しているようだった。そんな二人をソファに寝そべりなおして眺める兵部は、

「出来るだけ、普段僕にしてるようにしてみてよ。客観的に見てみたいし」

などとますます巫山戯たことを言う。真木はもう抵抗するのも諦めて葉のシャツとパーカーを剥ぎにかかった。ポップな色のシャツをめくると、触れた肌は驚く程熱く、真木の指の冷たさに、気持ちよさそうにみじろいた。のけぞった白い喉に噛みつくように触れると、呻き声が聞こえる。

「ん、ん、」

そうしながら腰に手を回して床に慎重に横たえると、

「ちょっと、それだと僕のところから見づらいんだけど」

と野次が飛んだ。

「見てるだけなら、黙っててくれませんか」

さすがに葉が不憫になり、思わず口を出す。兵部もそれ以上は何も言わなかった。
首もとまでシャツをめくりあげ、蛍光灯の明かりに晒された白い肌を余すところなく指で辿る。

「あ、真木さ、あ、ゃ、そん……っうう」

淡く色づいた突起を特に丹念に指の腹で押し潰す。続けてジーンズをずりさげて下腹部を撫でた。足首にひっかかった衣服のせいで、足をふりあげても逃れられない。芯が入り始めた熱に指をからませると、制止するような切羽詰まった鳴き声が上がった。

「も、無理、ほんとに、むりだか、らぁ、あ、や」

そのまま後孔に指を押し当て痛みを伴わないようにゆっくりゆっくりと辛抱強く押し込む。充分時間をおいて慣らしたあと探るように動かした。面白いように背中を仰け反らし、目尻にうっすらと涙さえ溜めて快楽に捩る様子は、真木が予想したものよりも数段可愛らしく、同時にこれ以上続けるのが躊躇われた。

「あの、やはり少佐が」

この続きをしたほうがいいのでは、と真木は提案する。
葉のことを思って、というよりは例え一時でも兵部の気に入りの玩具を取ってしまうかもしれない事実に動揺したのだった。

「じゃあ、一緒にしよっか」

兵部は言うが早いか、ヒュンと空間を割って二人の目の前にテレポートで現れた。この至近距離でも横着して足を使って歩かないのが兵部京介である。

「葉、真木はどうだった?」

優しく葉の頭を撫で、次いで涙のこぼれ堕ちる頬を、涙ごと舌でなぞる。

「ぁ、真木さんの指、きもち……あ、ん」

葉はも兵部に求められるまま素直に言葉を紡ぐ。サディスティックに微笑む兵部と、わけがわからず泣きじゃくる葉と比べたこの場合、一番いたたまれないのは真木である。

「だろ? 真木はこう見えて結構激しいから。僕も毎晩彼に……」
「……少佐」

わざとらしい咳払いを一つ。この老獪な子供の意図を慮るのはもはやこの場の誰もが不可能だった。しかしさすがに兵部も明け透けな物言いに少しだけ頬を染めた。慌てたように言葉を続ける。

「ま、そんなわけで、真木は僕のものだ。もちろん葉も僕のものだ」

言いながら兵部は葉の体を浮かせ、同時に真木をソファに寄りかかるように座らせた。浮き上がった葉の体は、真木の胸に背をあずけ後から抱きすくめられる恰好で足の間にすとんと落ちた。

葉の足の間に兵部は座り、葉の熱を口に含む。唇を這わせ舌で包むようにして首を上下に振ると、すぐに掠れた悲鳴が零れて、必死で足をばたつせる。

「………ッ!!」

快楽と羞恥から逃れようとしたのか無意識に蹴り上げた葉の足が、兵部の頭を直撃した。兵部はいったん口を離すと、葉を後から抱きかかえてる真木を睨み付けた。

「……真木、ちょっと葉を押さえててくれるかい?」

真木にはイエスともノーとも言えない。逆らえば確実に自分にとばっちりが来る、というのは建前で真木自身もこの状況を完全に疎んでるとは言えなかった。
暴れる葉の手足を能力で作り出す黒い帯状の炭素で巻き付け拘束する。

「あ、ひ、っどぉ真木さん、まで…。ぁ、んっも、出る…っ、少佐、離っ、ん、ー!」

二人がかりで責め立てられ、あっけなく兵部の生温い口の中に熱を放出した。

「……はっ。ごちそうさま」

ぐったりと背中の真木にもたれかかり肩で荒い息をつく葉を見上げ、兵部は楽しそうに唇の端を拭った。
そして、ちょい、と指を動かして真木の顔を引き寄せる。

「、真木」

それはサイコキネシスではなく、恋愛引力の不可抗力。真木の首を掴み、腕を回すと兵部は唇に噛みついた。

「……ッは」

しばし長い間舌を絡ませ、ようやく兵部が飽きて離したころに真木が顔を真っ赤にしていたのは酸素不足のせいだけではない。口の中に広がる苦味は無論、葉の熱の残滓だった。

「次はもちろん、真木の番だよな?」
「しょ、少佐?!」

真木が制止する間もなく、兵部は真木の一糸の乱れもない衣服に(主に下衣に)手をかけた。ベルトを外しジッパーを降ろす。下着越しに肉の塊に手を添えると、見かけよりも硬度があり、兵部は楽しそうに目を細めた。
兵部がこういう悪戯めいた表情をするとロクなことがないのは真木は経験的によく知っている。

「なんだ、君も満更でも無いんじゃない。葉はあれで結構可愛いとこあっただろ?でもこれは、僕がけしかけたとはいえ、ちょっと妬けるかな」

兵部は真木の下着を下衣ごと一気に引き降ろすと、芯の入り始めた陰茎を手の平で包む。
彼の体躯に似付かわしくそのままでも既に充分な大きさのそれを唇で挟むのは難しそうだった。

「しょ、少佐! ……お願いですからやめてください!」

真木は彼にしてはめずらしく顔を明らめ本気で身を引く。後がソファでなければそのままどこまでも後退思想だったが生憎と逃げ場はない

「やーだね。今ならさっき葉が言った言葉の意味もわかるよ。僕も、君の感じてる顔見たい。いいじゃん、たまには」

真木は、兵部の意思に反して手を出すことが少ないため、兵部からいつも誘うのは当然だが、言葉どおり普段兵部はこういったことはしなかった。真木は覚悟して目を瞑る。心の中で唱えるのは、お経か円周率のどちらが心頭滅却できるかと半ば本気で考え始めた時、また一つ声が加わった。

「ねー少佐。俺も混ざっていい?」

くったりと気を失っていた葉が、目が覚めたらしい。だるそうにソファによりかかり汗を浮かばせ完全にダメージから回復してるとは言えなかったが、燻ってた熱は解放されたようで声はしっかりしている。

「えー。ま、しょうがないな。おいで、葉」

兵部は葉を抱き寄せ自分の隣に(つまり同じく真木の足元に)座らせた。極々近い未来に嫌な予感しかない真
木は青ざめる。

「……っ」

それからは、今まで喧噪ばかりだった部屋が異様に静かになる。
ぴちゃぴちゃと水が滴る音、屈辱やら羞恥やらを必死に耐えて口と手の甲で押さえる真木の時折引き攣れる息づかい。触れているだけで熱にうかされ甘く鼻から抜けるような吐息を溢すのは舌を伸ばす二人分だ。

ちなみに真木は、最初から最後まで堅く目を閉じている。
とてもじゃないが足元で繰り広げられている光景を直視する勇気はない。

「ぁ、ん、ジジイ……年なんだから無理すんなよ」
「なんだよエロガキ。さっきまで喘いでたのは誰だっけ。大人しくしとけよ」

いつのまにかいつものように口論を初め競うように舌を伸ばす二人は、真木を追い詰める気はないようで子猫がミルクを舐めるように悠長に戯れを続けている。こうなるとたまらないのは真木だ。

「ん、はっ。あの、もう……」
「だって。どうする? 少佐」
「んーじゃあ。真木に決めてもらおうか」
 
かくしてここで本題に、則ち、「真木がこの場でどちらを抱くのか」という二者択一の馬鹿げた賭けに戻るのだった。 

 


(終)


――――


紙と時間の都合上12Pまでしか作れず。中途半端なところで終わってます。
リベンジ兼ねて続きも書こうかな……


お気に召したらぽちっといただけたら嬉しいです!


 

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