忍者ブログ
☆こちらは絶対可憐チルドレンの私設ファンサイトという名の妄想垂れ流し二次創作サイトです。 ★原作者・出版社・テレビ局・アニメ制作会社等とは一切無関係です。女性向け、腐った妄想垂れ流し注意。☆少佐と愉快な仲間達(幹部3人)を愛でるサイト。葉の可愛さにやられた。兵葉推進してますよ!妄想CP:真木×兵部、真木×葉、兵部×葉、葉×兵部、幹部と少佐を愛でたいです。葉受けが好きかもしれない。何あの可愛いツンデレ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

18巻記念に少佐と幹部3人で全カプ6種類制覇するよ企画第4弾!


更新遅くなってすみません!
パンドラリターンズその後で兵部さん大好きな葉くん。



18巻ネタ更新祭り4「兵部×葉」

拍手[3回]


「葉、どうしたんだい?今日はやけ積極的だね」
「んなことねー…よ……」

兵部は、自身の上に乗りあげ好き勝手に体をまさぐる養い子を見上げて微笑んだ。
薄暗がりのベッドルームで葉の顔はほとんど見えなかったが、彼がいつもにまして情欲に駆られているのは触れる指の熱さは頬にかかる吐息で伝わる。


「ぁ、ん……」
「少佐もココ、弱いんだよな。俺とおんなじ」


葉はいつも兵部に与えられる愛撫をなぞるように指先を這わせ、彼にされるように甘い熱を送り込む。
兵部に抱かれ慣れている葉が兵部相手に性的に優位な状態に回った時は、かなり的確に兵部を昂ぶらせるのだが、今夜はいつも以上の積極性を見せ、甘えるように執拗な愛撫を続けた。


「くっ……ん、調子にのるなよ?」
「今日は俺が気持ち良くさせてやるから、」


適当に服を脱がされシャツがぐしゃぐしゃになっても兵部は咎めることもせず好きにさせて、むしろ自分から、まだほとんど乱れていない葉の服の下に手を滑り込ませた。

 

「ぁ……ん、ジジイ、やめっ……ろ、!」
「やだね。僕にもさせてよ」

 

腹の上にまたがる葉の腰を兵部は抱くように腕をまわし、ズボンの下に手の平をすべらせる。
そのまま抱き寄せると、葉はバランスをくずし兵部の顔の横に手をつき倒れ込んだ。

 

「ぅぁ……」
「どうしたの、可愛い声出して。あぁ、もうここもこんなに震えてる」
「んっ、ジジイ……死にかけたばかりなんだから大人しくしとけって…!」
「葉……?」


敏感な部分を撫でられ、葉は早くも膝から力が抜けてくったりと兵部に抱きつき息を荒げた。
それでも彼には何か思うところがあるのか、いつものようにすぐに熱に陥落しない。
兵部は愛撫の手をとめ、喘ぎながらも必死に何事か訴える葉の頭を撫でて先を促した。


「あいつ、少佐を変態野郎って言ったんだ」
「それって賢木先生のことかい?」
葉はこくりと頷いて、兵部の首筋に鼻先を埋める。


「そりゃ確かにジジイは変態だしロリコンだけど、でも、それを言っていいのは俺らだけだ……」
「コラ」
「い痛っ!!ってなにしやがんだくそじじい!」


ぴん、と鼻を指で弾かれ、葉は顔をあげる。
兵部はくすくすと笑い、今度はその柔らかい頭を抱きしめた。

「"俺ら"、っていうか、葉だけだろ、仮にもパンドラのボスに向かってそんな口を効くのは」
「ぅ……。いや、ほら桃も言うじゃんか!」
「じゃあおまえは齧歯類と同レベルってことになるぜ」
「それも……なんかやだ!」

葉は体を起こそうとし、しかししっかりホールドされているため適わない。
兵部は柔らかな赤毛の触り心地を楽しむように丁寧に指ですく。ふるりと揺れる頭を撫でていると、小さなころによくこうやってあやしていたことを思い出した。

 

「まぁ否定はしないよ。……育てた子供にこんなことしてるなんて、確かに僕は変態だな」

 

「ひ、っ!そーゆー話じゃなくて!いや、それもだけど……!!」
耳たぶを舐められ葉はぞくりと這う寒気に似た熱に甲高い声をあげて身を捩った。

 

「ねぇ、葉。僕のために怒ってくれてありがとう。さ、続きしよっか」

 

兵部は覆い被さる葉の肩を押し、体勢を入れ替える。
今度は葉の赤毛が枕の上にくしゃりと広がった。
葉は真っ赤になった顔を腕で覆ってひくりと喉を震わせた。


「ちゃんと、生きてる、って、確かめさせてよ」


少佐が死にかけて、生きた心地がしなかった。
葉は潤んだ視線で訴える。

 

兵部はその言葉にならない悲鳴を正確に受け取り、宥めるように抱きしめた。
今夜葉がいつにない積極性を見せたのはそのためだったのか、と今さらのように兵部は気付き、もう20になるのにいつまでたっても甘え癖が抜けない末っ子に苦笑した。

 

「ふ、ぁ……ゃ、んんっ!」
「はっ、力抜け、って」
「無理……もう抜いてるっ」


ゆっくり、少しずつ中に熱の塊を推し進めるように距離を縮めれば、緊張に強張った中がひくりと収縮して兵部を迎え入れた。いくら抱いても、この瞬間だけは――もともとセックスに適してない器官を使うのだ――痛みを伴って血を流す。


それでも、葉はそれこそ「繋がってるって実感する」と無邪気に笑う。
兵部は頬に唇をよせ、痛みを逃がすようにやわやわと首筋を撫でた。


「はっ……ぅ。も、動いてい、っすよ……」
その言葉にゆっくりと律動を開始する。
ほぅっと大きく息を吐き出したところを見計らって熱をつきつければ甘い嬌声がしとどに零れ落ちる。
熱に浮かされた譫言のような喘ぎ声の合間に葉は兵部に囁いた。

 

「そいえば……少佐……っ」
「なんだい?」
「アンタは、あの不二子って人みたいに他人からエネルギー吸えないの?」
「……何度も言ってるだろ?僕にそんな趣味はない」


何をバカなことを言うんだ、と兵部は窘めるように喉もとにかみついた。
白い肌の下に鬱血の跡が広がる。


「俺の命でいいなら……全部……ぅあ、ああ…ッ!」


震える声は、熱に支配された戯れ言だ。
兵部は続きを遮るように一気に腰を打ち付ける動きを早くする。
もう葉の唇からは意味のある言葉はきえさり、あとはぐちゃぐちゃになった吐息だけが甘く耳を震わせる。


普段そんなこと馬鹿げたことを言えばたちまち兵部は機嫌を悪くするだろう。
葉もそれは理解していてベッドの中でしか口にはしなかった。
それは、「愛してる」だとか、「あなたのためなら死んでもいい」という睦事の中でのみ囁かれる愛の言葉の一種だ。


「葉、僕も君を愛してるよ」


だから兵部はそんな言葉で応える。
葉の泣きたくなるほど切実な言葉に気付かないふりをして、「ありがとう」と微笑む。
葉もまた涙で滲んだ瞳をにっこりと笑みの形にかえ、兵部の細い肩を抱きしめた。

 

 

――――――


実はパンドラ内で少佐をお調子者とかロリコンとかエロジジイとか言えるのは葉と桃太郎だけのような気がする罠。可愛いなー葉。甘えん坊の末っ子が大好きです!


お気に召したらぽちっといただけたら嬉しいですv







 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カウンター
ごあいさつ
☆管理人:ふーた
☆こちらは絶対可憐チルドレンの私設ファンサイトという名の妄想垂れ流し二次創作サイトです。
★ 原作者・出版社・テレビ局・アニメ制作会社等とは一切無関係です。
☆ 一部に性的表現を含みます。


リンクフリーですが報告いただけたら喜びますです!


一周年記念にいらすと頂きました!
omeome.jpg
ハナ様にいただきました!!!









hfa.jpg
小塚様にいただきました!!!









氷宮様にいただきました!!!







応援リンク中!
真木兵アンソロジー
参加させていただきました!
zmhs.gif


詳細はこちらから!
ブクログ本箱
最新コメント
[10/31 日向]
[08/17 クイーン]
[03/15 楓~]
[03/15 楓~]
[03/14 のん]
[03/14 ふーた]
[03/14 ふーた]
[03/13 のん]
[03/12 のるん]
[03/12 のるん]
アクセス解析
忍者ブログ [PR]