かれはてた＾ｑ＾

☆一個下に普通の人々×葉更新してます


今日戦後文学史の授業の最終回でね、
村上春樹の話から、二次創作、「文学におけるやおいの位置づけ」的な話に言及されたんですよ。

で、そこで言われてたのが、「やおいは可能性の発見、追求」ってことみたいです。
登場人物の数だけ関係性が生まれるのがやおいの面白さ……って言われるとうーん、それはどうかなあって感じだけど。まあ楽しみ方の一つではあるけどさ。で、その中の一つ、面白い話がありました。

「二次創作は書いてる本人は楽しくない」。
もちろんこれは乱暴な極論だし、先生も「いや、楽しいんだけどね、そういう意味じゃなくて」と訂正してたんですが、その説明が、私的には納得してしまいました。

どういうことかと言うと、「AとB(両方男)のラブ」っていうのはもちろん男同士だから原作でははっきり書かれるわけではないし原作では「ありえない」ことを、背後や関係性から書かれてないことを色々空想して萌えるわけですが、自分の脳内で空想して二次創作として表現しちゃった場合、自分の中では「ありえている」ことになっちゃうから(しかも空白を埋めるためにきちんと筋道立てて書かなければいけない)、だったらもう、そこには、書いてる本人からは空想という楽しみは奪われているということになるわけで。

なんかそんなことを説明していました。
これはよくある「原作であまりにガチにやられると萌えない！」ていうわりとよく見る意見に通じるものもあると思います。

で、これ私的には納得しちゃいました。

私は自分で書いたもの(話、ネタ、妄想、エロ)に一切萌えられないんです。
それは、きっと私の文章が下手だから自分じゃ萌えないんだろーなーって思ってたんだけどそういうわけで理由が判明しました。いや、この言葉ではっきり引導渡されたというか。

以下暗いことをどんびきされるくらい長く語ってしまったのでページおります。

私には自家発電は無理です。
もうだめぽ

私は自分で書いたのものには一切萌えられません。

もちろん萌えるから書くし、妄想して楽しいから書くんですけど！
でも、妄想したり書いてる時は楽しいんですけど、書いたものを読み返すとちっとも萌えられない。

書き終わった時点から、もう二度とその妄想じゃ自分で楽しめないんです。だから私の場合は書けば書くほど、どんどん自分で楽しむ空想のネタが狭まってるんです。
つまり、書けば書くほど燃え尽きて熱が冷めてくわけで……あー何が言いたいかわからなくなってきた。

まとめると、

私は自分の書くものには萌えられない。
↓
書けば書くほど冷めていく
↓
なのに妄想はとまらないから別のネタで書かずにはいられない
(もしくは同じネタでもう一度チャレンジ)
↓
でも書き終えたものには萌えられない
↓
どんどん萌えるものが減っていく←今ここ
↓
枯れ果てる

このループが苦しくてつらくてしょっちゅう燃え尽きているんですよ。
ああああもうやだ。自分が書くものなんてどうでもいいから、他の人の書く二次創作がもっと読みたい！！
誰か萌えをください。

でもなんで二次創作がやめられないのかと言うと、やっぱり原作で萌えたこの熱い衝動を表現したくなるからなんだよね。

それで、書いたものに「萌えた！」ってコメント貰えるとすごく嬉しいのは、

「自分の書いたものに萌えてもらえた、ってことはやっぱりこの妄想(ネタ)は萌えるんだよね！」
って再認識することで、読んだ人の「萌えた」って気持ちが私自身にフィードバックされて、私自身は書いた時点で萌えられなくなったネタが、再び自分でも萌えられるようになるって感じです。

語り合うのが楽しいのも一緒かなあ。「これは萌える」って最認識したいわけです。

だからお願いです、私の書いたものに、万一もしもちょっとでも萌えたら、どうか一言で良いから萌えたって言ってやってください。そうすれば私も自分の書いたものに萌えることが出来るので……もう…ほんと…自家発電は限界…だれか一緒にひゃっほおしようぜ！

ってものすごいワガママですね、これ＾ｑ＾
でも壁打ちじゃどうにもならない。

とかいいつつせっかくいただくコメにはいつもお返事遅くなってしまってすみません。こんなダメサイトに感想くださる優しい天使様どうもありがとうございます！なのに嬉しい気持ちを中々表現出来なくてお返事にいつもものすごい時間かかっちゃってすみませんあとでお返事かきにきます

自分で好きな話を書いてるはずなのに、書けば書くほど自分の「これ萌える！」って気持ちが減っていくのがつらすぎる。
 


つーかそんなに辛いならもう書かなきゃいいじゃん、別に義務じゃねーよってツッコミはもう100万回しましたよ。わかってるよそんなこと。でも

でも、きっと、しばらくしたら書かずにはいられなくてまた書くんだろうな。そしてまた燃え尽きるんだろうな。わかっているのに抜け出せないこの無限ループがつらすぎる。